カレは学会のヒトで、しかも、私が当初予想したよりも、ガッツリ活動している。
それに気付いたとき、私はカレに、私の学会嫌いの原点、「選挙活動」のことについて聞いてみました。
返ってきた答えには…正直、予想以上の衝撃を受けました。
「俺も選挙前は、友達に電話したりするよ。」
「そうだな~、
そういう友達、携帯に100人は名前入ってるよ(なぜかちょっと自慢気)」
「今の若い人ってさ、なかなか選挙に足が向かないジャン?
だからさ、話が合った人のことは、時間合わせて
投票所まで車出してあげたりするんだよね」
…今では知ってます。
FとかZとか言うんですよね、それって。
その時は知らなかったんですけど。
その時の私が気になったのは、
「その100人の中には、私と同じ気持ちになった人、きっといる!」ってこと。
彼には気付いて欲しかった。そんな気持ちになる人がいるってことを。
そしてそういう人が、創価学会を受け入れられなくなるってことを。
だから言いました。
「ねぇ、私はそんな風にかかってきた電話が元で、傷ついたんだよ。
友達が信じられなくなって、しかも信じられない自分が悪いんじゃないかって悩みもした。
友達の悪気がないことはわかってたからね。
でも、選挙なのに、宗教活動じゃないのに、
特定の宗教団体が特定の党を応援するって、おかしいんじゃない?
特にここんとこ、与党になってからは、多分、宗教上おかしいことも普通に言ったりやったりしてるじゃん。
あなたにしたって、電話した100人に対して、全員に党や立候補者の政策やポリシー、ちゃんと説明できた訳じゃないでしょ?
例えその場では言いづらくて正面から反対した人はいなくてもさ、
そうやって、友達なくしているんじゃない?信頼なくしてるんじゃない?」
彼は
「…でもさ、それがきっかけになって復活した友情だってあるんだよ。
現に俺、今度その友達投票所に送っていった後、ボーリングとかする約束してるし。」
って、かなり苦しいこと言ってました。
やめとけばよかったのかもしれないけど、元来攻撃的な(笑)私の性格なので、とどめの一言。
「そうは言っても、100人のうち、何人の話?それ。
私と同じような思いで、もうイヤだって思った人や、無関心だけど話だけ合わせてた人の数の方が、絶対多いと思うよ。
多く見積もって5人の人と友情復活したとしても、
逆に10人は敵作ったと思うけど?」
最後には彼は、
「でも俺は、
絶対正しいって信じてるから」
っていう、見事な思考停止(…にしか私には思えない)のセリフを吐いてこの会話を終わらせました。
追いつめるようないい方したから、そういう風にしか返せなかったのかなと、反省しないでもないけど。
納得できる答えがもらえれば、Oちゃんとのトラウマもなくなるから、嬉しかったのにな…。
または、「それは気付かなかったけど、今度から考えてみるね」って答えだったらな…。
こんな反応を見るにつけ、「マインドコントロールってやつ、されてるのかな…」と思わずにはいられませんでした。
マインドコントロールじゃないとすれば、なんでこんなに外部の人間にはわからないもののいい方しかできないのか、誰か教えて欲しい。
みんなを幸せにする宗教なら、みんなにわかるように話してよね。
…と、もう元カレには言えないから、ここで言ってみる(笑)