学会員さんとのお付き合い、なかなか経験のない人には、その悩みポイントがわかってもらえない。
だから、やたらの人には、おちおち相談もできない。
学会員さんと付き合ってみて、「学会員さん(活動家)でなかったら、この悩みは無かったな~」と思った点について、大まかにまとめてみると
①恋人と逢える時間が減ること。
意外と(笑)さびしん坊の私には、これ、かなりキッツイです。
そうでなくても仕事があって忙しいのに、平日の夜も、毎日曜の半日も、学会に取られてしまう。
しかも結構、イレギュラーな会合とかも入って、先約なのにキャンセルされたり、
デートの時間が減ったりすることも。
ムゥ~。
②しかも、逢えない理由が、自分の納得いかないもの。
これまた意外に思われるかと思いますが、私はカレが学会活動するのを「やめてほしい」とか
「行かないで」と言ったことは一度もありません。
「もっと逢いたい」とかは言ってましたけど。
で、元カレはすまなそうな顔しながらも、会合行くわけです。
すごく疲れた顔してるときとか、体調悪いときも、仕事が終わってないときも。
決めるのはカレだと思うから、無理に引き留めはしませんが、
カレのことが心配だわ、寂しいわ、同僚としても納得いかないわ。
グルグルグルグル…。
カレにとって、恋人よりも自分の体よりも仕事よりも、
学会活動(あえて、信仰とは書きません)の方が大切なんだ、と思うこと自体もショックだったり。
好きな人の価値観だから、認めてあげたいと思いながらも認められないところにもまたジレンマありで。
グルグルグルグルグルグル……。
逢えないもんだから、考える時間もたっぷりあったりして、さらにドツボる(苦笑)
③自分が好きな人のことを、疑ってしまうこと。
②のような行動もそうですが、話の節々で、
「この人、マインドコントロールってやつ、されてるんじゃ…。」と思ってしまうことがある。
そんなことはない、話せばわかってくれる、普通の人なんだ、と思い直してみても、
厳然と「話しても通じない現実」が横たわってもいて。
カレももちろん、「MCかけられてる」なんて思われたくないでしょうが、
私自身もそう認めたくないわけで。
でも、自分の感じるところは、認めろと言っている…。
これ、結構苦しいです。
④それでも、学会のことを考えずにはいられないこと。
よく、学会員との恋愛に悩む人に、
「学会のこと抜きにして見てあげれば?」とアドバイスする人を見かけます。
これ、できることなら、本人もやりたいんですよ。
私の場合、「学会の話を出さない・触れない」などを心がけたこともあります。
でもですね、学会は、カレの一部なんですよ。
人格形成にも、生活にも食い込んでいるから、分けて考えることは難しい。
自分のこともありのまま受け入れてほしいけど、カレのこともありのまま受け入れたい気持ちがある。
友人の話をしても、学会関係者の話が混じるし、
逢ってる最中にもメールや電話がひっきりなしに入ってくるし。
カレの中にも、「批判はされたくない、でもできるなら理解してほしい」って気持ちも見え隠れしているから、
カレの方から話題が出てくることもあるし。
切り離すことは不可能だし、やっぱり受け入れるのは難しい。苦しい。
受け入れられたらいいのに、受け入れてしまいたいのに。
もし、学会のことを考えないようにするなら、双方が注意して努力しないと無理だと思う。
ただ「お付き合いする」ってだけで、こんな感じです。
結婚とか、子どものこととか考えたら、まだ増えますが、ここではパス。
今はカレに、「非学会員との付き合いで悩んだことは何?」って聞いてみたいかも。