私が学会員である元カレと付き合う前から、「アンチ」よりだったことは、前述の通りです。
不可解で、時に不愉快な思いを抱く人たち、というのが率直な感想でした。
にもかかわらず、創価学会と密接な関係にある公明党は、日本の政治を握っている与党であるわけで、
正直不気味でもあり、組織力を認めているからこそ、
できれば「敬して遠ざけて」おきたい、と言う感じでした。
そんな私が「学会員」の元カレと付き合うようになって、
カレと学会のことについて話し合ったとき(カレは私がアンチよりなのを知っています)、
カレはこんなことを言いました。
「世間では、でたらめなことを書いてる雑誌や、ネットでの無責任なうわさ話を鵜呑みにして
学会のことを悪く言う人がいるけどさ、
そんなくだらない記事やうわさ話を無視したら、本当の宗教としての良さがわかってくるのに…。」
その時の私の正直な感想は、
「えっと、雑誌もネットもみてないのに『アンチ』な私は、どうしたらいいんでしょう…。」
でした。
元カレとはまだまだラブラブな(笑)時だったので、雰囲気を壊すそんな言葉は吐きませんでしたが。
そして、私なりにいろいろと考えてはいましたが、あえて「創価学会について調べる」ことはしませんでした。
ネットや書籍、雑誌、こういうものを読んでも、
創価・公明党寄りの記事は、きっと自分では受け入れられないし、
アンチ寄りの文章は、彼と自分の間を遠ざけるだけだと思ったので、
あえて、外部情報から学会のことを知ろうとはしませんでした。
自分の中の創価学会に対する思いは、
自分自身と、カレとの対話の中で消化していくのが一番だろうと考えていたんです。
カレとの関係を大切にしたかったから。
けっこう私ってけなげなのかも(笑)
だから、私はいろんな事をカレに問いかけました。
知らないから教えて欲しいこと、疑問に思うこと、
カレに問いかけ、カレから納得のいく答えが返ってくることを期待していました。
「知らないこと」に対しては、割と知りたい答えが返ってきたのですが、
「疑問に思うこと」に対しての答えは、あまり満足のいく答えが返ってきた記憶がありません。
今、私が見つけたいのは、このときの「答え」なんだと思います。
さて、カレと離れた今、カレから得られなかった「満足のいく答え」を得るべく、
ネットをさまよったり、書籍を読んだりしているわけですが…。
(本当は本音トークで話せるリアルの学会員の友人がいれば一番いいんでしょうが)
いろいろな文章を読んでみて、やっぱり思うことは
「これ知ってたら、カレのこと、もっと厳しく追及してただろうな(苦笑)」
ということ。
疑問が疑問を呼びますわ~。
まだまだ勉強の必要性を感じます。