私は、元カレと付き合っているときから、別れた今になっても、
元カレに対して、同僚として思っていることがある。
「教師、このまま続けてていいの?」って事。
※補足※
元カレには、カレの性格や資質にあった、もっとむいている仕事があると思ってます。
本人も、薄々感じてはいるようですが……。
「教師やめちまえ!」って思ってる訳じゃなくて、
もっと自分にあった、自分が芯からやりたいと思える仕事に、
早く移った方がいいんじゃないかと思ってます。
本人のためにも、生徒のためにも。
付き合っていた当時、恋人とはいえ、他人の人生に大きく口を出すのは憚られたので、
ものすごく遠回しにイロイロ聞いたりしました。
例えば…
①「何で教師になろうと思ったの?」
②「どうして今ココで教師やってるの?」
③「教師になって何がやりたいの?」
④「それはどうやって成し遂げようと思ってるの?」
etc.……
返ってくる言葉にね、私の中では、イチイチ「?」がつくんです。
時々は(気をつけて極力ソフトに)それを口にしたりして、カレにも疑問を持って欲しかったんですね。
でも、付き合ってる当時は、ホラ、アレですよ、恋心っていうんですかね(笑)
ついた疑問符を、イチイチ消してまわる理論(言い訳ともいう)を、
自然と考えていて、自分でカレを正当化してました。
それでも、モヤモヤしたものは残ったことを、今でも記憶してます。
質問に対するカレの答えと、その時の私の思考の一例をあげると…。
①カレ「教育は素晴らしいものだから。それに携わる教師は、尊いものだから。」
↓
私「ちょっと待て~!確かに教育は素晴らしいけど、怖いものでもあるんだぞ!?
そんな実体のない、実体験も伴わない言葉だけを元に教師やって、
現実にちゃんと対処できるのか?生徒にそれは伝わるのか?伝えられるのか?
あなた、今まで『まともな教師に出会ったこと無い』って言ってたジャン。
理想と現実は基本的には一致してないぞ!
しかも、教師になっといて『教師は尊い』って何じゃそりゃぁ!?サブイボがたつんじゃ!!」
↓
恋心「イヤイヤ、私のように超具体的すぎる目標を持つよりも、
ピュアに大きな理想もってた方が、器の大きな教師になれるかもよ?
理想と現実が噛み合わなくて、カレが凹んじゃったら、そばで慰めてあげれば?」
………こんな感じです。(恥ずかし~い)
他の質問(②~④)のカレの答えと私の考えもね、一度書いたんだけどあまりに長くなるんで消しました。
ともかく、まとめていうと、現実的でないカレの理想、
そしてその理想と伴わないカレの行動、
それに気付きながらもかばう私の恋心、ってな感じかな。
あぁ、自分で自分がサブイ……(でも、そんな自分も嫌いでなかったりする☆)
今はね、
・元カレが、ちょっと自慢気に「職業柄、後輩(学生部)を指導する立場になっちゃってさ…」なんて言ってたことや、
・元カレの友人(もちろん学会員)
数名が、就職浪人をしてまで某創○大の通信課程で教職をとって教員になろうとしていたことや、
・元カレ自身、学生の時はあまり教員になろうと思ってなかった(本人談)のに、学会活動を始めてから「教育ってスバラシイ」と思い始めた、と言っていたことなどから、
私は、カレが教師をやっているのは、
「創立時より教育には思い入れの強い、どこぞの宗教の刷り込みのたまもの」だと思っています。
自分で考えてないから、具体的なことが一切言えない、
どこか判で押したような答えしか返ってこないのだろうと。
ま、正直なところ、教師をやってる理由なんて、別に何でもいいんだと思ってます。
私の理由だって、人に言わせたらまともなものじゃ無いかもしれないし。
でも、一番大切な「行動」にまで影響するものだから、
「行動」がおかしかったら、やっぱり見直すべきなんじゃないかな。
例えば、生徒の家に
アポ無し家庭訪問しちゃうとかさ。
例えば、受け持ちの生徒がカレに腹を立ててカレにそっぽ向けたら、同じレベルで無視仕返したとかさ。
例えば、「職場のみなさんのお役に立てる人材になりたい」とか言ってる割に、授業準備も校務もほっといて(自分の好きな)部活に走っちゃうとかさ。
例えば、持ってる部活を強くしたい!って言ってるけど、活動と被る日はアッサリお休みにしちゃうとかさ。
そういうところ、同僚も生徒も、ナニゲに見てると思うよ?
カレは知ってるかなぁ、カレのこと、同僚達が
「若(ワカ)」とか「タイゾー(国会議員にいるよね)」とか「ボン(坊)」とか「シャチョさん(外人ホステスさん風)」って呼んでることを。
知ってるのもあるよね。あなた自分でも言ってたもんね。
ぜ~んぶ、
「世間知らず」とか「頼りない」に繋がってることは、気付いてるかな?
あなたが受け持った生徒達が、
「初めはいい先生だと思ってたけど…。」って打ち明け話してくるとき、
「コラコラ、先生だって一生懸命やってくれてたんじゃないの?そんなこと言ってやるなよ~」って笑いながらフォローする、複雑な私の心境を。
期待をかけてくれてた先輩方が、黙って(何回か言っても伝わらないから)カレに仕事を回さなくなってる事実を。
以前は、いつか私の中でわだかまりが消えたとき、
元カレに、最後のアドバイスというか、友人として、これらのことを上手く伝えたいなぁ、と思ってました。
今は……無駄かな、と思い始めてます。
何かのきっかけで、カレが自分で気付き始めたときなら別でしょうけど。
私はそばにいないから、「その時」を気づけない可能性が高いな、と思ってます。
きっと伝えないままなんじゃないかな。
一縷の望みはない訳じゃないけど。
メチャクチャ他人の人生について口出ししました。
もう言っても仕方のないことだと思って、最後まで書こうかどうか迷ったことだったんですけど。
言った限りは、それが言えるだけのことをしなきゃいけないと思ってたんで、
その意味でも自信がなかったんですけどね。
でも言っちゃいました。
これは、私の背負うべき重荷。
私が今でもカレを見るように、
カレが私を見たとき、言葉じゃなくて私の行動でカレに何かを感じてもらえるような、
そんな行動をしてかなきゃいけないな、と、今肝に銘じました。
まだつづく。